ロシアの極超音速兵器

共同通信ニュース用語解説 「ロシアの極超音速兵器」の解説

ロシアの極超音速兵器

米国のミサイル防衛(MD)システムを突破する能力の獲得を急ぐロシアは、マッハ5(音速の5倍)以上の速度で飛行して攻撃目標を破壊し、地上レーダーによる探知が難しい極超音速兵器の開発、配備を進める。2018年3月、核搭載可能でマッハ10で飛ぶミサイル「キンジャル」を戦闘機から発射する実験に成功したと発表。2千キロ先の目標を攻撃可能とされる。19年12月には弾頭「アバンガルド」を搭載したミサイルを実戦配備した。ロシア軍は今年2月、ウクライナ侵攻前に行った演習でもキンジャルを発射した。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android