ロシア侵攻による食料危機

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ロシア侵攻による食料危機

ロシアウクライナ侵攻と食料危機 ロシアとウクライナは共に穀物の主要輸出国。国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の小麦輸出でロシアは全体の約2割を占め世界第1位、ウクライナは約1割で世界第5位。ロシア軍がウクライナの主要港湾である南部オデッサなどを攻撃。港が封鎖された状況でウクライナから農作物が輸出できない状態になった。特にウクライナ産への依存度が高い中東やアフリカで食料危機への懸念が高まっている。ウクライナ側によると、農産物が輸出できないことによる経済損失は連日1億7千万ドル(約220億円)に上るとしている。(共同)

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