懸念(読み)ケネン

デジタル大辞泉の解説

け‐ねん【懸念】

[名](スル)
気にかかって不安に思うこと。「安全性に懸念を抱く」「先行きを懸念する」
仏語。一つのことに心を集中させること。
執着すること。執念。
「かやうの者までも皇居に―をなしけるにや」〈盛衰記・一〉

けん‐にょ【懸念】

《「けんね(懸念)」の音変化》気がかり。心配
「はったとにらむ顔つきは、―もなげにしらじらし」〈浄・曽根崎

けん‐ね【懸念】

《「けんねん(懸念)」の音変化》「けんにょ(懸念)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

けねん【懸念】

( 名 ) スル
気になって心から離れないこと。気がかり。心配。 「事の成り行きを-する」 「姉は真ほんに病気です。私も-でなりませぬ/谷間の姫百合 謙澄
〘仏〙 ある対象に思念を集中させること。
心がとらわれること。執着。執念。 「かやうの者までも皇居に-をなしけるにや/盛衰記 1

けんねん【懸念】

( 名 ) スル
気がかり。心配。けねん。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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