懸念(読み)ケネン

  • けんにょ
  • けんね
  • けんねん
  • 懸▽念

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
気にかかって不安に思うこと。「安全性に懸念を抱く」「先行きを懸念する」
仏語。一つのことに心を集中させること。
執着すること。執念。
「かやうの者までも皇居に―をなしけるにや」〈盛衰記・一〉
《「けんね(懸念)」の音変化》気がかり。心配。
「はったとにらむ顔つきは、―もなげにしらじらし」〈浄・曽根崎
《「けんねん(懸念)」の音変化》「けんにょ(懸念)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 「けんねん(懸念)」の変化した語。
〘名〙 気がかりに思うこと。心配すること。また、気がかり。心配。けねん。
※御伽草子・貴船の本地(室町時代物語集所収)(室町末)「五しゃうのくももはれやらず、又はけんねんむりゃうごうとて、人のをんねんをきる物は」

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