デジタル大辞泉 「ロシター効果」の意味・読み・例文・類語 ロシター‐こうか〔‐カウクワ〕【ロシター効果】 食変光星の伴星や系外惑星が公転により主星を横切る際、スペクトルが変化する現象。主星が自転している場合、視線方向への光はドップラー効果によってスペクトルが偏移しているが、伴星や惑星が恒星面の辺縁を横切ると、一時的にそのドップラー偏移を受けた光を遮ってしまう。この変化を観測することで、主星の自転や伴星の公転軌道についての情報が得られる。ロシターマクローリン効果。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例