現代外国人名録2016 「ロジャーテイラー」の解説
ロジャー テイラー
Roger Taylor
- 職業・肩書
- ロック・ドラマー
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1949年7月26日
- 出生地
- ノーフォーク州
- 本名
- テイラー,ロジャー・メドウズ
- グループ名
- グループ名=クイーン〈Queen〉
- 学歴
- ロンドン歯科大学
- 経歴
- 8歳の頃からロックに夢中になり、9歳でアコースティック・ギター、12歳でドラムとエレクトリック・ギターを始める。学生時代にドラマーの募集広告に応じ、ブライアン・メイらのスマイルに参加。1971年フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコンとクイーンを結成。’73年シングル「Keep Yourself」でデビュー。’74年「キラー・クイーン」のヒット、’75年4月の日本公演で人気に火が付き、同年6分に及ぶ大作「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットで世界的なトップ・グループの座を獲得。一方、’77年ソロ・シングル、’81年ソロ・アルバムを発表して、ソング・ライターとしての実力も見せ始め、映画「ザ・ライダー」のテーマにもなった「炎のロック・スピリット」をヒットさせた。’87年自らのバンド、ザ・クロスを結成、ボーカルも担当。’91年クイーンのボーカルのフレディ・マーキュリーがエイズで死亡し、グループの活動は停止。’94年3作目のソロ・アルバム「Happiness?」を発表。ソロとして来日も果たす。’95年にフレディの残したボーカルを基にアルバム「メイド・イン・ヘブン」を発売。’97年3人でシングルを発売後、ジョン・ディーコンが引退。’99年フレディの死後初となる3作目のベスト盤「グレイテスト・ヒッツⅢ―フレディ・マーキュリーに捧ぐ」を発表。2000年には日本限定のベスト盤「QUEEN IN VISION」を発表、オリコン洋楽チャートで1位となる。2001年米国でロックンロール名誉の殿堂入り。2004年木村拓哉主演のテレビドラマ「プライド」に「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」が起用されクイーン人気が再燃し、ベストアルバム「ジュエルズ」は150万枚のセールスを記録。2004年バッド・カンパニーなどで活躍したポール・ロジャースをボーカルに迎え、“クイーン+ポール・ロジャース”として活動を開始、2005年20年ぶりの日本公演も行う。2011年結成40周年を記念した展覧会「クイーン展」が英国で開催。他のアルバムに「ザ・コスモス・ロックス」など。アルバム売上げ総枚数は全世界で1億7000万枚を超える。
ロジャー テイラー
Roger Taylor
- 職業・肩書
- ロック・ドラマー
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1960年4月26日
- 出生地
- キャッスル・ブロムウィッチ
- グループ名
- グループ名=デュラン・デュラン〈Duran Duran〉
- 経歴
- 1979年ロックバンドのデュラン・デュランにドラマーとして加入、’81年シングル「プラネット・アース」でデビュー。他のメンバーはサイモン・ル・ボン(ボーカル)、ニック・ローズ(キーボード)、アンディ・テイラー(ギター)、ジョン・テイラー(ベース)。その後、「グラビアの美少女」(’81年)、「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」「セイブ・ア・プレイヤー」(’82年)、「プリーズ・テル・ミー・ナウ」「ユニオン・オブ・ザ・スネイク」(’83年)などを立て続けにヒットさせ、’84年ナイル・ロジャースをプロデュースとリミックスに迎えたシングル「ザ・リフレックス」は全英・全米でチャート1位を獲得。ロックでありながらポップでダンサブルなサウンドに加え、魅力的なルックスとファッショナブルなイメージを持ち、ロック/ポップスのプロモーションビデオを流し続ける音楽専門チャンネル「MTV」の急成長に合わせて世界的な人気グループとなり、“ニューロマンティック”と呼ばれたムーブメントの立役者となった。’85年ジョンとアンディがパワー・ステーション、ル・ボン、ローズ、ロジャーがアーケイディアを結成し、それぞれのプロジェクトで活動。その後、デュラン・デュランを脱退したが、2004年デビュー時のオリジナルメンバーでアルバム「アストロノート」をリリース。デュラン・デュランとして他にシングル「007 美しき獲物たち」(1985年)、アルバム「デュラン・デュラン」(’81年)、「リオ」(’82年)、「セブン&ザ・ラグド・タイガー」(’83年)、「オール・ユー・ニード・イズ・ナウ」(2010年)、「ペイパー・ゴッズ」(2015年)などがあり、レコード・CDの総売り上げは8000万枚を超える。1982年初来日。’84年サントリーのテレビCMに出演した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報