ロスティスラフ(英語表記)Rostislav

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロスティスラフ」の意味・わかりやすい解説

ロスティスラフ
Rostislav

モラビア公 (在位 846~870) 。その治世大モラビア国最盛期にあたり,各地に要塞を構築してドイツ勢力に対抗。また国内におけるドイツ人伝道士の活動を押えるためビザンチン教会に伝道士派遣を要請して (→キュリロスとメトディオス ) ,ドイツの進出に抵抗した。しかし甥スワトプルク首領とする封建領主と対立,これを利としたドイツ領主によって捕えられ,盲目にされて修道院幽閉中死亡した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android