ロスティスラフ(その他表記)Rostislav

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロスティスラフ」の意味・わかりやすい解説

ロスティスラフ
Rostislav

モラビア公 (在位 846~870) 。その治世大モラビア国最盛期にあたり,各地に要塞を構築してドイツ勢力に対抗。また国内におけるドイツ人伝道士の活動を押えるためビザンチン教会に伝道士派遣を要請して (→キュリロスとメトディオス ) ,ドイツの進出に抵抗した。しかし甥スワトプルク首領とする封建領主と対立,これを利としたドイツ領主によって捕えられ,盲目にされて修道院幽閉中死亡した。

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