現代外国人名録2016 「ロバートプラント」の解説
ロバート プラント
Robert Plant
- 職業・肩書
- ロック歌手
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1948年8月20日
- グループ名
- グループ名=レッド・ツェッペリン〈Led Zeppelin〉
- 受賞
- グラミー賞(ハードロック賞,第41回)〔1999年〕,グラミー賞(5部門,第51回)〔2009年〕
- 経歴
- バンド・オブ・ジョイ、リッスンなどいくつかのバンドでボーカルを務めた後、1968年ジミー・ペイジの誘いでレッド・ツェッペリンに参加。以来、各メンバーの高い実力によるブルースを基としたハードかつグルーブ感のあるサウンドで熱狂的に迎えられ、’69年ファーストアルバム「レッド・ツェッペリン」が全米10位、全英6位となったのを皮切りに、傑作アルバムを次々とリリース。また「胸いっぱいの愛を」「天国への階段」などのスタンダードナンバーを生み出し一躍世界的なロックバンドに成長。自身はボーカリストとして広い声域、豊かな声量とともにブロンド髪で長身瘦軀という美貌にも恵まれ、バンドのフロントマンとして活躍、ロック界きってのセックスシンボルとして多くのファンを魅了した。また、作詞家としても才能を発揮し、「天国への階段」「移民の歌」「ノー・クォーター」といった名曲の作詞を手掛ける。一方、私生活では、’75年ギリシャでの交通事故、激しいボーカルパフォーマンスから来る咽喉の故障、’77年息子を病気で亡くすなど、たび重なる不幸に見舞われた。’80年ドラマーのジョン・ボーナムの急死により、グループは解散。’82年初のソロアルバム「11時の肖像」を発表してからはソロミュージシャンとして活動し、’90年にはソロアルバム「マニック・ネバーナ」をリリースするとともに、同年5月から10年ぶりにソロとしてヨーロッパツアーを敢行。’84年にはジミー・ペイジやジェフ・ベックらとハニー・ドリッパーズを結成する。’95年ペイジと再び組んでペイジ&プラントを結成し、世界ツアーを行う。2001年ロバート・プラント&ストレンジ・センセーションを率いて活動。2007年ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズにジョン・ボーナムの遺児ジェイソンを加えてレッド・ツェッペリンを再結成。2008年女性ブルー・グラス歌手アリソン・クラウスとのコラボレーションでアルバム「レイジング・サンド」をリリースし、全米アルバムチャートで2位を獲得。2009年にはグラミー賞の主要2部門を含む5部門でノミネートされ、そのすべてで受賞するという快挙を達成した。他にソロアルバム「ナウ・アンド・ゼン」「ドリームランド」「マイティ・リアレンジャー」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報