20世紀西洋人名事典 「ロベルトヘーガー」の解説
ロベルト ヘーガー
Robert Heger
1886.8.19 - 1978.1.15
指揮者,作曲家。
元・ベルリン市立歌劇場総監督代理,元・ミュンヘン音楽大学学長。
ドイツ領ストラスブール(後のフランス)生まれ。
父は歌劇場のチェロ奏者で、ストラスブールの音楽院で学んだ後、ケンプター、マックス・フォン・シリンクスに師事する。ストラスブール、ブレーメン、ヴィーンなどの各歌劇場の指揮者を経て、1913年からニュルンベルク歌劇場、同地のフィルハーモニー・コンサート指揮者を兼任。その後、’20年バイエルン国立劇場、’33年ベルリン国立歌劇場、カッセル国立歌劇場などの指揮者、’45年よりベルリン市立歌劇場総監督代理、指揮者などを歴任するなどオペラ、コンサートの両分野で国際的に活躍したほか、ミュンヘン音楽大学学長も務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報