ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロルジュ」の意味・わかりやすい解説
ロルジュ
Lorjou, Bernard
[没]1986.1.26. パリ
フランスの画家。家が貧しかったため,パリに出て独学で絵をかく。1931年スペインに旅行してエル・グレコ,ディエゴ・ベラスケス,フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスの作品に影響を受けた。1942年アンデパンダン展に初出品。1948年クリティック賞(批評家賞),1949年現代絵画賞を受賞。C.デスピオに認められ,1950年に大作『原子時代』を発表。大胆な線と色,壁画的構成のヒューマニスティックな庶民生活の描写を特徴とする。
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