ロルジュ(その他表記)Lorjou, Bernard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロルジュ」の意味・わかりやすい解説

ロルジュ
Lorjou, Bernard

[生]1908.9.9. ブロア
[没]1986.1.26. パリ
フランスの画家。家が貧しかったため,パリに出て独学で絵をかく。1931年スペインに旅行してエル・グレコ,ディエゴ・ベラスケス,フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスの作品に影響を受けた。1942年アンデパンダン展に初出品。1948年クリティック賞(批評家賞),1949年現代絵画賞を受賞。C.デスピオに認められ,1950年に大作『原子時代』を発表。大胆な線と色,壁画的構成のヒューマニスティックな庶民生活の描写を特徴とする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 グレコ エル

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む