最新 地学事典 「ローガン線」の解説
ローガンせん
ローガン線
Logan’s line
北米東部のアパラチア北部で北東から南西方向に走る大断層。セントローレンス湾からセントローレンス低地を通り,ニューイングランド西縁(タコニック山地の西)を経て,中部アパラチアのピーモント地帯の西縁をなす。この線の南東側はオルドビス紀およびそれ以前の地層が強く変形したタコニック変動の地域であり,北西側はカナダ楯状地の上に変形しない古生層がのる。オルドビス紀末のタコニック変動により生じた北西への衝上断層で,W.Lo-ganが両側の古生層の変形の著しい差に注目したことから名づけられた。参考文献:A.J.Eardley(1962) Structural Geology of North America, Harper&Row
執筆者:清水 大吉郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

