ローゼンハーン石(読み)ローゼンハーンせき

最新 地学事典 「ローゼンハーン石」の解説

ローゼンハーンせき
ローゼンハーン石

rosenhahnite

化学組成Ca3Si3O8(OH)2の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.6955nm, b0.9484, c0.6812, α108.64°, β94.84°, γ95.89°, 単位格子中2分子含む。板状~葉片状結晶。無~白~淡黄色,半透明,ガラス光沢。劈開{001}に完全,{100}・{010}に良好。硬度4.5~5,比重2.89。薄片では無色,屈折率α1.624, β1.640, γ1.646, 2V(-)~65°。少量のMn, Fe, BaなどがCaを置換。米国カリフォルニア州のものは短波長の紫外線で黄緑色の蛍光を発する。蛇紋岩に取り込まれた緑色岩などの変成岩やスカルン中に,また火山岩の空隙に沸石類を伴う。日本では広島県庄原市東城町久代のスカルン,高知県高知市円行寺の緑色岩中にぶどう石・ゾノトラ石などと産出。名称は米国のアマチュア鉱物家L.Rosenhahnにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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