改訂新版 世界大百科事典 「ローソナイト」の意味・わかりやすい解説 ローソナイトlawsonite ローソン石ともいう。化学組成はCaAl2Si2O7(OH)2・H2Oで,斜方晶系に属する造岩鉱物の一つ。短柱状,ときに(001)に平行な板状または塊状結晶で,白色または帯青白色。モース硬度6,比重3.09,{100}と{001}に完全なへき開がある。変成岩に限って産し,ランセン石岩相を特徴づける鉱物の一つである。執筆者:青木 謙一郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by