ワイゼルベルク岩(読み)ワイゼルベルクがん(その他表記)weiselbergite

岩石学辞典 「ワイゼルベルク岩」の解説

ワイゼルベルク岩

玻璃(はり)質安山岩あるいは石英安山岩質松脂岩で,微晶質(microlitic)組織が輝石安山岩に類似している.斜長石輝石結晶が斜長石とオージャイトの微晶とそれらを充填したガラスの石基に含まれている.石基は玻璃基流晶質(hyalopilitic)または毛氈状(pilotaxitic)の組織である[Rosenbusch : 1887].ドイツ,ナーエ地方のワイゼルベルク(Weiselberg)に産出する.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android