1985年に国際陸上競技連盟(IAAF:International Association of Athletics Federations)の主催で始められた陸上競技の大会。2005年までグランプリ・サーキットと呼ばれていたが、06年に改称。1998年に発足したゴールデン・リーグ(GL)と03年に新設されたスーパー・グランプリ(SGP)がそれぞれ6、これに従来から行われているグランプリ(GP)の12を合わせ、合計24大会で編成。日本では5月に大阪市・長居陸上競技場でGP大会が開かれている。最終戦としてワールド・アスレティック・ファイナル(02年までのグランプリ・ファイナルを改名)が開かれ、06年は9月9〜10日にドイツ・シュツットガルトで開催。ワールド・ランキング上位のトップ選手が集まって、世界No.1の座を競った。ファイナル大会の各種目の賞金は、1位が3万ドル、2位2万ドル、3位1万2000ドル。02年のファイナル大会では、男子ハンマー投げの室伏広治が日本選手として初めて優勝した。