現代外国人名録2016 「セルゲイブブカ」の解説
セルゲイ ブブカ
Sergei Boubka
- 職業・肩書
- 元棒高跳び選手 国際オリンピック委員会(IOC)委員,国際陸上競技連盟(IAAF)副会長,ソウル五輪金メダリスト
- 国籍
- ウクライナ
- 生年月日
- 1963年12月4日
- 出生地
- ソ連ウクライナ共和国ボロシロフグラード(ウクライナ)
- 本名
- Boubka,Sergei Nazarovich
- 学歴
- キエフ体育大学卒
- 経歴
- 10歳の時、コーチのビタリー・ペトロフに出会う。1983年19歳で第1回ヘルシンキ世界選手権に優勝。以後、無敵の快進撃を続ける。’87年ローマ世界選手権、’88年ソウル五輪、’91年東京世界選手権で金メダルを獲得。同年ベルリンのオリンピック・アレスチッククラブ(OSC)へ移籍。’92年バルセロナ五輪ではEUN代表として出場したが、記録なしの結果に終わった。’93年シュトゥットガルト世界選手権金メダル。’95年イェーテボリ世界選手権金メダル。’96年アトランタ五輪ではアキレス腱痛のため1回も跳ばずに棄権した。’97年アテネ世界選手権で6連覇を達成。’98年12月アキレス腱の手術を受ける。2000年2月国際陸上室内競技会(バレンシア)で復帰し、優勝。同年シドニー五輪は記録なしで予選落ちとなり、引退。1985年7月初めて6メートルをクリアして以来、自己の世界記録を35回更新し続け、“鳥人”のニックネームで呼ばれた。現在も6メートル14の屋外世界記録を持つ。’91年故国のスポーツ界を手助けしようと、ドネーツクに棒高跳びの練習施設、セルゲイ・ブブカ・スポーツクラブを設立。2005年よりウクライナ・オリンピック委員会会長。2007年国際陸上競技連盟(IAAF)の副会長に選出される。2008年国際オリンピック委員会(IOC)委員に就任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報