ヲシラリカ(読み)をしらりか

日本歴史地名大系 「ヲシラリカ」の解説

ヲシラリカ
をしらりか

漢字表記地名「尾白利加」のもととなったアイヌ語に由来する地名。コタン名・河川(尾白利加川)として用いられた。天保郷帳には「イシカリ持場」のうち「ヲシラリカ」とみえ、当地一帯は近代に入り雨竜村に包含された。仮名表記は「ヲシラリカ」(「廻浦日記」、板本「西蝦夷日誌」、「駅路抵記」など)のほか「ヲシラルカ」(板本「西蝦夷日誌」など)がある。漢字表記は「於志良利加」(終北録)がみられる。当地はルルモッペとユウブツを結ぶ道の休泊地で、前泊地の「ヱタヰベツ」から「ヲムシロナイ」を経て六里余、当地からは川舟で次泊地「リビタル」まで一五里であった(地名考并里程記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む