雨竜町(読み)うりゆうちよう

日本歴史地名大系 「雨竜町」の解説

雨竜町
うりゆうちよう

面積:一九〇・九一平方キロ

空知支庁管内雨竜郡最南端の町。昭和三六年(一九六一)九月、雨竜村が町制を施行して成立。北は恵岱別えたいべつ川を境などとして北竜ほくりゆう町、東は雨竜川および同川が合流する石狩川を隔て妹背牛もせうし町・滝川市、西は増毛ましけ増毛町、南は尾白利加おしらりか川を挟み樺戸かばと新十津川しんとつかわ町に接する。東西三一・八キロ、南北一五・九キロ。町域の大部分増毛山地で占められ、暑寒別天売焼尻国定公園に属する雨竜沼湿原(道指定天然記念物)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雨竜町」の意味・わかりやすい解説

雨竜〔町〕
うりゅう

北海道西部にある町。1961年町制。地名はアイヌ語ウリロペツ(鵜の多い川の意)に由来。1889年の華族組合農場開設以後開拓が進み,大規模に開田された。全農地の大部分が水田。メロン栽培も行なわれる。西部の暑寒別岳(1491m)東麓高地標高約 900m)にある雨竜沼湿原は,大小百数十の池沼と,湿原性植物,高山植物群落で知られ,一帯暑寒別天売焼尻国定公園に属する。面積 191.15km2人口 2389(2020)。

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