アイ・ほのか(漢字)

普及版 字通 「アイ・ほのか(漢字)」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] アイ
[字訓] ほのか

[説文解字]

[字形] 形声
声符は愛(あい)。〔説文〕八上に「佛(はうふつ)なり」とあり、愛はふり返って立つ人の形で、その不安定な心情をいう。かすかに見える状態。

[訓義]
1. ほのか、彷彿としたさま。
2. 心にかかる、うれえる。
3. むせぶ。

[古辞書の訓]
名義抄 ホノカ・ヲソル・ムス・ホガラカナリ

[語系]
t、翳yet、uat、隱(隠)inは同系の語。鬱iut、燠iukも声義近く、さだかでない、うちにこもる、心がむすぼれる意のある字である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android