アケメネス(その他表記)Achaemenes; Hakhamanish; Achaimenēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アケメネス」の意味・わかりやすい解説

アケメネス
Achaemenes; Hakhamanish; Achaimenēs

アケメネス朝ペルシア始祖 (在位前 700頃~前 675頃) 。アッシリア史料に出てくるザグロス山脈中部の種族パルスマシュの族長。ペルシア名ハカーマニシュ,ギリシア名アカイメネス。ペルシアの王家の名前および王朝名はその名に由来する。その後,アケメネス朝はキュロス1世に始まるキュロス2世王系と,ダレイオス1世碑文の示す王系のニつに分岐する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android