アッペンツェルインナーローデン准州(読み)アッペンツェルインナーローデン(英語表記)Appenzell Inner-Rhoden

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アッペンツェルインナーローデン〔准州〕
アッペンツェルインナーローデン
Appenzell Inner-Rhoden

スイス北東部,アッペンツェル州南部の准州。ゼンティス山 (2501m) の北麓にある。行政の中心地はアッペンツェル。ランツゲマインデ (立法集会) もここで毎年4月に開催され,独自の直接民主制による議会制度を維持している。住民はほぼ全員がカトリックで,ドイツ語を話す。一般にきわめて保守的であるとされ,多くの古い習慣や風俗を保存している。牧畜および酪農が主で,刺繍などの繊維工業も重要。面積 172km2。人口1万 3573 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android