アニマル・セラピー(読み)アニマルセラピー

百科事典マイペディア 「アニマル・セラピー」の意味・わかりやすい解説

アニマル・セラピー

ペット療法ともいう。主にイヌネコなどのペットとの接触によって,心身の健康を回復させようとする治療法。米国では1970年代から試みられていたが,日本では,1986年に日本動物病院福祉協会が〈人と動物の触れ合い運動(CAPP)〉として始めた。最近は,医師や心理学者もその効果に注目し,重症心身障害者施設や老人ホームなどでこの療法を取り入れるようになってきており,その効果の科学的な解明が進められている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android