コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アポリナリウス説 アポリナリウスせつApollinarianism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アポリナリウス説
アポリナリウスせつ
Apollinarianism

4世紀のラオデキアの司教アポリナリウスの唱えた異端的なキリスト論。ニカイア公会議以後三位一体論をめぐりアレクサンドリア派とアンチオキア派が対立していた。アポリナリウス説は前者に属し,キリストの神性と人性を認めつつその人格の統一を確保するため,キリストには人間としての身体と魂はそなわっているが,人間としての霊は神のロゴスによって置き換えられていると唱え,これによってキリストの人性は完全でなくなる結果となった。この説はカッパドキアの3教父によって激しく論駁された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

アポリナリウス説の関連キーワードエピファニオス[サラミス]

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android