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人格 ジンカク

8件 の用語解説(人格の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

じん‐かく【人格】


㋐独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の人格を尊重する」「人格を疑われるような行為」
㋑すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。「能力・人格ともに備わった人物」
心理学で、個人に独自の行動傾向をあらわす統一的全体。性格とほぼ同義だが、知能的面を含んだ広義の概念。パーソナリティー。「人格形成」「二重人格
倫理学で、自律的行為の主体として、自由意志を持った個人。
法律上の行為をなす主体。権利を有し、義務を負う資格のある者。権利能力

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栄養・生化学辞典の解説

人格

 →性格

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占い用語集の解説

人格

姓の一番下の文字と名前の一番上の文字を合計した数のこと。 生まれつきの性格や能力などをあらわす。五格の中で最も重要な部分で、一生の運気を左右するといわれる。

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家庭医学館の解説

じんかく【人格】

 人格とは、性格よりももっと広い意味で、その人のもつ性格、個性、行動様式すべてをさします。
「人格の水準が下がる」「人格の水準が落ちる」とは、病気になる以前のような生き生きしたところが少なくなることをいいます。生活がだらしなくなったり、意欲が乏しくなったりすることでわかります。人格の水準の低下がひどくなり、最低限のこと(身の回りのことをする、他人と会話するなど)もせず、人間らしい豊かな感情もなくなったような場合を「人格の荒廃」と呼んでいます。

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世界大百科事典 第2版の解説

じんかく【人格 personality】

道徳的にすぐれている人を〈人格者〉というように,日本の慣用法においては人格という語は,カント以後のドイツ哲学思想の影響のもとに,理性的存在者として自律的に行為する主体を意味し,その尊厳性を強調する道徳的意味あいを含む語として用いられてきている。しかし,心理学においてパーソナリティpersonalityの訳語として人格という語を用いる場合,それは道徳的な意味あいや価値的な評価は含まない。それは〈人がら〉あるいは〈性格〉の意味にちかく,たとえば〈パーソナリティとは,個人のなかにあって,その人の特徴的な行動と考えとを決定するところの,精神身体的体系の動的組織である〉(G.W.オールポート)という代表的な定義にみられるように,各人を特徴づけ,その人独自の行動様式をもたらす精神と身体の内的・統一的システムを意味している。

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大辞林 第三版の解説

じんかく【人格】

人柄。品性。 「 -の修養に努める」 「立派な-の持ち主」
〘心〙
個人のもつ一貫した行動傾向・心理的特性。「性格」と同義に用いることもあるが、知能をも含めたより広義の概念。パーソナリティー。 「 -特性」
自我として自己の心理的作用を統合するはたらき。 「二重-」
〘倫〙 道徳的行為において、自由意志のもとに権利・義務・責任を担う主体。 「 -主義」
〘法〙 権利・義務を有する主体。また、その主体となり得る能力。自然人と法人に認められている。権利能力。 「 -のない社団」 〔井上哲次郎が自伝の中で、英語 personality の訳語を相談された際、「人格」と答えたことからという〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人格
じんかく

パーソナリティ」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

人格
じんかく

人格には、人格者というときのように道徳的に高尚な人柄をさしたり、人格権というときのように、法律的に人間の生存に必要な自由、独立などの権利を示すことがあるが、心理学では、英語のパーソナリティーpersonalityの訳として、性格とほぼ同義に用いている。パーソナリティーということばの語源は、ラテン語のpersonaであり、舞台役者のかぶる仮面を意味し、それは他人から見られている外観として、また自分のつけているマスクとして意味したものに発し、それが、役者が演じる役割から、さらにそれを演じる役者自身へ、そして内在する個人の人柄へと発展したとされている。
 日本で、人格が現在のような意味で性格と並び用いられるようになったのは、第二次世界大戦後、アメリカでのパーソナリティーの概念が人格の訳で紹介されるようになってからのことである。
 パーソナリティーの定義は、多くの人によっていろいろあげられているが、アメリカの心理学者G・W・オールポートは、心理・生理的体系の個人内における力動的体制であり、その人を取り巻く環境に対して、その人独自の行動や思考を決定するものであると述べている。個人が日常生活においてとる行動は、生まれながらの生理的存在として、生物学的に規定されている面をもつが、また一面において心理学的な存在として、これまでの学習、経験によって規定されている面をもっている。したがって一見、類似した環境にあっても、個人はそれぞれ異なった、その人独自のやり方で行動したり考えたりする。そこには個人ごとに、ある程度一貫した傾向がみられる。人格は、このような統一的な個人の行動傾向をさしている。
 性格とほぼ同義としたが、しいてその違いを述べるならば、性格が情動的な面、意志的な面の個人差を強調するのに対し、人格は知的な面をも含む広い概念で、全体的にとらえた統一体としての個人の特徴といった面を強調している。[浅井邦二]
『ゴードン・ウィラード・オールポート著、星野命訳『人格心理学』上下(1984・誠信書房) ▽藤永保著『思想と人格――人格心理学への途』(1991・筑摩書房) ▽榎本博明・桑原知子編著『新訂 人格心理学』(2004・放送大学教育振興会、日本放送出版協会発売) ▽西川隆蔵・大石史博編『人格発達心理学』(2004・ナカニシヤ出版) ▽鈴木乙史・佐々木正宏著『人格心理学――パーソナリティと心の構造』(2006・河出書房新社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の人格の言及

【性格】より

…この言葉はギリシア語のcharaktērに由来し,〈刻印〉または〈刻み込まれたもの〉という意味をもっていたが,転じて標識とか特性を意味するようになった。心理学ではキャラクターをパーソナリティpersonalityと同義に用いることもある。パーソナリティという語の起源はラテン語のペルソナに由来し,もともとは劇などで使用された仮面を意味していたのが,しだいに変化して俳優の演じる役割を意味するようになり,ついにははっきりした個人的特質,およびそれをもった人の意になった。…

【パーソナリティ】より

…人格,性格,人物(とくに有名人)などを意味する英語。〈人格〉〈性格〉の項目を参照されたい。…

【性格】より

…パーソナリティという語の起源はラテン語のペルソナに由来し,もともとは劇などで使用された仮面を意味していたのが,しだいに変化して俳優の演じる役割を意味するようになり,ついにははっきりした個人的特質,およびそれをもった人の意になった。キャラクターがどちらかというと情緒的,意志的な面での個人差を強調しているのに対してパーソナリティでは行動の統一性という面が重視され,道徳的な価値判断を含んで人格と訳されることが多い。ただしアメリカでは性格という用語はほとんど使用されておらず,ドイツでも人格という用語が一般化している。…

【ペルソナ】より

…元来,舞台上で俳優のつける仮面を意味するラテン語。そこから劇中の役柄,登場人物という,今日でも西欧近代語の中に演劇用語として取り入れられている意味が生じ,さらに法人格を含めた役割・行為の主体としての人・人格という西欧近代語のperson(英語),Person(ドイツ語),personne(フランス語)等に通じる意味が派生した。ペルソナの語は,また一方で,キリスト教神学に取り入れられて,主として神の〈位格〉という意味を帯び,この用法では,今日でも原語のままで使われることが多い。…

※「人格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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