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アルコース arkose

翻訳|arkose

岩石学辞典の解説

アルコース

最初にコルディエルがフランスのオーベルニュ(Aubergne)の中央高地(Massif Centrale)をとりまく中生代の岩石の記載に使用した[Cordier : 1819].さらにブロニヤールが層位学的な観点から記載し,この地域の粗粒で長石に富む砂岩とした[Brongniart : 1826].現在ではアルコースは層位学的な見方では使われておらず,かなりの量の長石に石英が含まれる砂岩に用いられている.一般に粘土質のマトリクスは稀である.アルコースはしばしばカリ長石を含んで赤色または桃色となり,外見は花崗岩に似た岩石となる.アルコース砂岩というために必要な長石の比率は人により意見が一致していないが,破砕粒が25%よりも多いのが普通である.多くの研究者は40~50%を薦めている.長石量が5~25%の間のものはsubarkoseという名称が用いられている.アルコースの原岩は一般に花崗岩または花崗岩に似た岩石で,岩石がその場で分解して形成されたものもある.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルコース

花崗質砂岩」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のアルコースの言及

【砂岩】より

…鉱物組成による分類では,膠結分(泥質基質)が15~75%までをワッケwacke(75%以上は泥岩),15%以下をアレナイトareniteに分け,さらに石英,長石,岩片の量比によって細分する。アルコースarkoseとは長石,石英を多量に含むアレナイトで,花コウ岩や片麻岩地帯から運ばれてできた砂岩をいう。グレーワッケgreywackeは泥質基質を多く含み,灰色で堅硬な砂岩をいう。…

※「アルコース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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