アルバノ湖(読み)アルバノこ(英語表記)Lago Albano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルバノ湖」の意味・わかりやすい解説

アルバノ湖
アルバノこ
Lago Albano

イタリア中西部,ローマのすぐ南東にあるアルバノ丘陵中の火口湖。2つの古い火口の爆発で形成された卵形の湖。標高 293m。長軸 3km,短軸 2.5km,最大水深 170m。湖畔カステルガンドルフォ,アルバノラツィアレは夏の保養地として知られている。流入水は地下水。流出口は前 398~397年に人工的に造られたもので,鉛直のシャフト水門があり,長さ 1.5km,高さ 2m,幅 1mの水路につながる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android