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アワル鉱 アワルこうawaruite

世界大百科事典 第2版の解説

アワルこう【アワル鉱 awaruite】

化学組成がほぼNi3Feである鉱物。蛇紋岩中にまれに見いだされる(高知県南国市岡豊(おこう),千葉県安房郡嶺岡)。多くは顕微鏡的に見いだされ,等軸晶系,モース硬度5,比重8である。カンラン石の蛇紋石化の際,2価の鉄が磁鉄鉱Fe3O4となるのに伴って,水が分解されて生じた水素によって,カンラン石とペントランド鉱のいずれか,または両者に含まれていたNiとFeが遊離して合金を作ったものと考えられる。還元状態の指示者として,蛇紋石化に関与した水の量・性格を考える際,とくに重要な鉱物である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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