コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アンドレ・ル・シャプラン André le Chapelain

世界大百科事典 第2版の解説

アンドレ・ル・シャプラン【André le Chapelain】

12世紀後半~13世紀初期の聖職者。生没年,伝記不詳。シャンパーニュ伯夫人マリーの宮廷付司祭を務めたらしい。若い友人にあてた指南書という体裁で,オウィディウスの影響の強い《恋愛論Tractatus amoris》を著す。第1部は恋愛の本質・発生に関する一般論に始まり,各階層の男女による恋愛討議を収める。第2部は恋愛の持続・衰え・終焉を論ずるが,前記マリーらの名流婦人による,そして後にスタンダールの《恋愛論》に取り上げられる〈恋愛判決〉を含むことで有名。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

アンドレ・ル・シャプランの関連キーワード宮廷風恋愛

今日のキーワード

だまされたふり作戦

「振り込め詐欺」に代表される特殊詐欺事件の警察による捜査手法の一つで、振り込め詐欺と思われる不審な電話があった時、被害者が協力してだまされたふりをし、容疑者の電話番号、振込先、訪問時間などを聞き出し、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android