デジタル大辞泉 「終焉」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐えん【終×焉】 生命が終わること。死を迎えること。また、その時。臨終。最期。末期まつご。比喩的にも用いる。「終焉の地」「近代の終焉」[補説]書名別項。→終焉[類語]終局・結末・大詰め・終末・いまわ・死に際・往生際・死に目・断末魔・末期・臨終・終わり・おしまい・終了・完了・完結・果てし・幕切れ・閉幕・幕・打ち止め・ちょん・完かん・了りょう・ジエンド・終わりを告げる・終止符を打つ・ピリオドを打つ・ちょんになる しゅうえん【終焉】[書名] 幸田文による随筆。昭和22年(1947)「文学」誌に発表。父である幸田露伴の看取りを描いた作品。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「終焉」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐えん【終焉】 〘 名詞 〙 ( 古くは「じゅうえん」とも )① 晩年を送ること。〔塵芥(1510‐50頃)〕② 死に臨むこと。死のうとすること。また、その時。最期。臨終。いまわのきわ。[初出の実例]「其終焉之時、威儀如レ例」(出典:拾遺往生伝(1111頃)上)「されども終焉の時、一念の菩提心をおこししによって」(出典:平家物語(13C前)一〇)③ ( 比喩的に用いて ) 物事の終わり。[初出の実例]「ルネサンスから始まった近代の終焉(シュウエン)のほうへと進んでいるのじゃないかと」(出典:乱世逸民問答(1949)〈渡辺一夫〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「終焉」の読み・字形・画数・意味 【終焉】しゆうえん おちつく。そこで果てる。〔国語、晋語四〕齊侯、之れに妻(めあは)す。甚だ善し。~子犯、~の、齊に安んじて、焉の志るを知り、行かんと欲するも、之れを患(うれ)ひ、從と桑下に謀る。字通「終」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報