アンドロギュノス(読み)あんどろぎゅのす

大辞林 第三版の解説

アンドロギュノス【androgynous】

プラトン作「饗宴」の中で想定される人間の原初的な姿で、人間二人が一体となっているもの。ゼウスにより一人一人に分割されたため、互いにその片割れを恋い慕うようになり、恋愛が発生したとされる。 → 両性具有

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精選版 日本国語大辞典の解説

アンドロギュノス

〘名〙 (androgynos 「ふたなり」の意)⸨アンドロギュヌス⸩ 両性具有。古代ギリシアの哲学者プラトンの「饗宴」で、人間の祖先の形とされる、男女が一体となった球形の姿。神の怒りに触れて二分されて以来、男女は互いに求めあうようになったとするもの。アンドロジナス

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世界大百科事典内のアンドロギュノスの言及

【両性具有】より

…一般に,男女両性を兼ねそなえた存在のことをいい,ギリシア語ではアンドロギュノスandrogynos。これに関して最もよく知られる物語は,プラトンの《饗宴(シュンポシオン)》に登場するアリストファネスの演説であろう。…

※「アンドロギュノス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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