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アンモナイト類 あんもないとるいammonoids/ammonites

知恵蔵の解説

アンモナイト類

イカ、タコ、オウムガイなどを含む頭足綱に属し、シルル紀(約4億2000万年前)に出現していたバクトリテス類に発し、デボン紀(約4億年前)以後繁栄し、白亜紀末(6550万年前)に絶滅。殻が多様で約200科1500属1万種以上。外殻と機能は今日の太平洋に生息するオウムガイ類と似るが、原殻の形や大きさ、内部構造、歯舌の数と構造、頭部牽引筋痕、触腕の数は、イカ・タコ類との共有形質が多く近縁。渦巻状の殻が古代オリエントの主神アモン(牡羊の頭をした守護神)の角に似ることが名の由来。時代を示す示準化石で、進化様式、相対成長、微細構造などの研究も行われ、北海道の白亜紀層産の化石研究が著名。近年、首長竜の胃からアンモナイトの顎器が発見された。米・カンザス州の石炭紀の地層からは、1mm以下の幼殻で、くびれを伴う前の個体が密集した産状で発見され、卵塊化石の可能性がある。

(小畠郁生 国立科学博物館名誉館員 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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