アヴァール人(読み)アヴァールじん(その他表記)Avars

旺文社世界史事典 三訂版 「アヴァール人」の解説

アヴァール人
アヴァールじん
Avars

中央アジアのモンゴル系遊牧民
460年ごろ南ロシアに現れ,1世紀後パンノニア(現ハンガリー西部)に移動し,エルベ川に達する大帝国を建設コンスタンティノープルを再び攻撃した。7世紀後半より動揺が起こり,8世紀末フランク王国のカール1世(大帝)に撃破され,ブルガリア人にも敗れて,マジャール人に吸収された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android