アヴァール人(読み)アヴァールじん(その他表記)Avars

旺文社世界史事典 三訂版 「アヴァール人」の解説

アヴァール人
アヴァールじん
Avars

中央アジアのモンゴル系遊牧民
460年ごろ南ロシアに現れ,1世紀後パンノニア(現ハンガリー西部)に移動し,エルベ川に達する大帝国を建設コンスタンティノープルを再び攻撃した。7世紀後半より動揺が起こり,8世紀末フランク王国のカール1世(大帝)に撃破され,ブルガリア人にも敗れて,マジャール人に吸収された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android