普及版 字通 「イ・やしなう・おとがい」の読み・字形・画数・意味

6画
        
              [字訓] やしなう・おとがい
[説文解字]
 
  
 
[金文]
 
 
[字形] 象形
乳房の形。
 (き)は乳房で子に授乳する形。頤(い)は巳(し)(赤子の形)に代えて、装うた人の形をそえたもので、頤養の礼を示す。
(き)は乳房で子に授乳する形。頤(い)は巳(し)(赤子の形)に代えて、装うた人の形をそえたもので、頤養の礼を示す。[訓義]
1. やしなう。
2. もと乳房の形。〔説文〕十二上に誤って「
 なり」とし、おとがいの意とする。
なり」とし、おとがいの意とする。[古辞書の訓]
〔名義抄〕頤 ア(ヤ)シナフ・カヘリミル・イコフ・オトガヒ
[部首]
〔説文〕十二上に
 を録し、「廣き
を録し、「廣き なり」とするが、授乳の象。煕(熙)は
なり」とするが、授乳の象。煕(熙)は に従う。頤は
に従う。頤は の異文。
の異文。[声系]
 ・頤ji
・頤ji は同声。
は同声。 は乳房の象で名詞、頤は授乳の意で動詞であろう。
は乳房の象で名詞、頤は授乳の意で動詞であろう。 ji
ji は「養う」、
は「養う」、 (姫)ki
(姫)ki は
は (乳)によって、成人の女を示す字であろう。
(乳)によって、成人の女を示す字であろう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

