ウィンドギャップ(その他表記)wind gap

翻訳|wind gap

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィンドギャップ」の意味・わかりやすい解説

ウィンドギャップ
wind gap

風隙ともいう。尾根筋にあって,かつては河川流路の一部であったものが,隣接する別の河川に浸食され,地形的に鞍部になっている場所。浸食力の強い河川によって,上流部の流域を失った河川の谷頭部にみられる。下流の旧流路の谷は,河水を失い河流のない河川となる。このような状態が生じるのは,断層運動によることもあるが,多くの場合河川によって浸食速度が異なることによる。河谷発達に伴う谷の生存競争といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む