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ウォレス線 ウォレスせんWallace's Line

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウォレス線
ウォレスせん
Wallace's Line

動物地理学上の重要な分布境界線の一つ。東南アジア小スンダ列島のバリ,ロンボク島間のロンボク海峡から,ボルネオスラウェシ (セレベス) 島間のマカッサル海峡を通り,ミンダナオ島の東側にいたる。イギリスの博物学者 A.ウォレスが昆虫類,貝類,爬虫類,鳥類,幾種類かの哺乳類の分布を調べて,この線の西側は動物地理学上の北界の東洋区 (または旧熱帯区) に,東側は南界のオーストラリア区に属するとし,のちにウォレス線と命名された。高等哺乳類の分布限界。ウォレス線とウェーバー線にはさまれたスラウェシ,ティモールフロレススンダの諸島を含む地域は,両区の推移地域の性格が強く動物相は貧弱で,ウォレシア Wallaceaと呼ばれる

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