ウラジオストク演説(読み)ウラジオストクえんぜつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウラジオストク演説」の意味・わかりやすい解説

ウラジオストク演説
ウラジオストクえんぜつ

1986年7月 28日ゴルバチョフウラジオストクで行なった演説ソ連アジア太平洋の国であるとして,この地域に強い関心を示し,ヘルシンキ型のアジア太平洋安全保障体制の提唱中国との関係改善,領土問題での譲歩アフガニスタンモンゴルからのソ連軍一部撤退などが述べられた。日本に対しては,第一の重要性をもつ大国と述べ,日ソ経済協力への期待が表明された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android