ウンブリ人(読み)うんぶりじん(その他表記)Umbri ラテン語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウンブリ人」の意味・わかりやすい解説

ウンブリ人
うんぶりじん
Umbri ラテン語

紀元前一千年紀、イタリアのウンブリア地方を中心に住み、ウンブリ語を話した民族。ウンブリ語は、オスク語とともにイタリック語を構成するインド・ヨーロッパ語の一派で、グッビオ出土の7枚の青銅板に刻まれた銘文によって知られる。彼らはいくつかの都市を建て、統一国家は形成しなかった。初期にはエトルリア人サビニ人と接し、前4世紀以降ローマ人と接触、前295年これに敗れ、同盟市戦争を機にローマ市民権を与えられた。

[平田隆一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む