コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウーライト oölith, oölite

3件 の用語解説(ウーライトの意味・用語解説を検索)

岩石学辞典の解説

ウーライト

球状または卵状の粒(ウーイド : oöid)でできた石灰質の岩石のことで,核の周囲に炭酸カルシウムが順次に覆って堆積して形成されたもの.同心円状の構造が代表的であって,放射状の構造はまれである[Bertrand : 1763, Lyell : 1935, Illing : 1964, Bathurst : 1971].これらの覆いが核の半径よりも薄い場合は表面的ウーライト(superficial oölite)と呼ばれる[Illing : 1954].ウーライトとは独立した粒子で,岩石をウーリス(oölith)と呼ぶが,研究者によっては独立した粒をウーリスと呼ぶ場合がある[Tomkeieff : 1983].一般にウーイド(oöid)が主構成の石灰岩のことをウーライトという.ウーライトが石灰岩を作る場合を総称して魚卵状石灰岩(oölitic limestone)という.ウーリスは波打ち際のようなところで核の周りに同心円状に沈着物,沈澱物が付着してできるとされている[木村ほか : 1973].ギリシャ語のoonは卵の意味.

ウーライト

魚卵石

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ウーライトの関連キーワードバイパータイト組織魚卵石

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone