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エウァンドロス エウァンドロスEvandros

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エウァンドロス
Evandros

古代ローマの伝説中の英雄。ヘルメスとアルカディアのラドン川の娘であるニンフのテルプサの間に生れ,母とともにギリシアからラチウムに移住して,のちにローマの場所となるパラチヌス丘上にパランテウム市を築き,王となって住民の教化に努めた。アイネイアスがトロイの落ち武者たちを連れ,ラチウムに来たときは,あたたかく迎えて同盟を結び,援助を惜しまなかったという。ローマの古い女神カルメンティスは,エウァンドロスの母のニンフの別名にほかならず,その他ケレス,ネプトゥヌスファウヌスなど多くの神々の祭祀が,彼によりアルカディアからラチウムにもたらされたと信じられた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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