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エキノプルテウス えきのぷるてうす

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エキノプルテウス
えきのぷるてうす
echinopluteus

棘皮(きょくひ)動物門ウニ類の浮遊幼生。ウニ類の発生過程は、卵割ののち、桑実胚(そうじつはい)、胞胚、原腸胚、プリズムを経てエキノプルテウスになる。通常この幼生は4腕に始まり、6腕期を経過して、8腕期で変態して稚ウニになる。腕の中にはカルシウム性の幼生骨格が形成されている。エキノプルテウスの期間は、普通のウニでは数か月で、この間は、浮遊珪藻(けいそう)を餌(えさ)として摂取している。[雨宮昭南]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のエキノプルテウスの言及

【ウニ(海胆)】より

…卵は等黄卵で,卵割は全割。分割を繰り返し,囊胚期を経て,大きさが約0.5mmの4本の腕をもったプルテウス幼生(ウニのものをとくにエキノプルテウスechinopluteusと呼ぶ)になって浮遊生活し,その後成長して8本の腕をもつ幼生になる。受精後約1ヵ月するとこの幼生の体の中に小さな塊ができる。…

【棘皮動物】より

…しかし,ヒトデ類の中で,ある期間保育したり,胎生を経て直接成体になるものもある。ウニ類の幼生はエキノプルテウスechinopluteus,クモヒトデ類の幼生はオフィオプルテウスophiopluteus,ヒトデ類の幼生はビピンナリアbipinnaria,ナマコ類の幼生はアウリクラリアauriculariaと呼ばれている。再生力が強く,ヒトデ類では中央の盤がついていれば1本の腕から全体を再生することもできる。…

※「エキノプルテウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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