エコノミックアニマル

デジタル大辞泉 「エコノミックアニマル」の意味・読み・例文・類語

エコノミック‐アニマル(economic animal)

経済的利潤追求を第一として活動する人を批判した語。昭和40年(1965)、パキスタンのブット外相が日本の経済進出のあり方について言ったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「エコノミックアニマル」の意味・読み・例文・類語

エコノミック‐アニマル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] economic animal ) 経済上の利潤追求を第一義として活動する人間を侮蔑的にいう。高度成長期の日本人に対して欧米人が呼んだ語。
    1. [初出の実例]「エコノミック・アニマルとそしられ、文化レベルをうんぬんされても」(出典:ニューシンク入門(1969)ビジネスと水平思考〈浅井敬三〉繁栄の七〇年代の思考法)

エコノミックアニマルの語誌

昭和四〇年(一九六五)、アジア‐アフリカ会議でパキスタンのブット外相が日本人の経済活動を評価する意味で「日本人はエコノミックアニマルのようだ」と評したのが初めとされる。その後、主として東南アジア諸国への日本の経済進出に対する反発から日本人への蔑称となった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む