エフパトリヤ(英語表記)Evpatoriya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エフパトリヤ
Evpatoriya

ウクライナ南部,クルイム自治共和国の都市。クリミア半島(クルイム半島)西岸,黒海にのぞむ港湾都市。クリミア半島の保養地の一つで,近くにあるマイナク潟の泥や水を利用した泥浴,塩水浴などの療養所,保養所があり,海岸に沿って砂浜が続き,海水浴場となっている。漁港もある。古代ギリシアの植民市の遺跡が近郊にある。約 60km南東にある自治共和国の首都シンフェローポリと鉄道,ハイウェーで結ばれる。現市名はポントス王ミトラダテス6世エフパトルに由来する。人口 10万 8000 (1989推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エフパトリヤ
えふぱとりや
Евпатория Evpatoriya

ウクライナ南部、クリミア地方の都市。人口10万6000(2001)。クリミア半島の西岸にある港町で、オデッサ、ヤルタへ船便があり、シンフェロポリ方面とは鉄道で結ばれる。晴天が多く(年降水量370ミリメートル)、美しい砂浜が続き、保養地としても知られる。含食塩鉱泉(飲用、浴用)、泥炭浴施設、旅行者センター、保養所などがあり、またぶどう酒醸造、水産加工工場もある。市の起源は16世紀ごろに建築されたトルコの要塞(ようさい)で、1784年にロシア領となった。[渡辺一夫]

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