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エブロ[川] エブロ

百科事典マイペディアの解説

エブロ[川]【エブロ】

スペイン北東部の大河。カンタブリア山脈中に発して南西流し,アラゴン,カタルーニャの平野を経て地中海に注ぐ。沿岸では小麦,ブドウの栽培が行われる。灌漑(かんがい)・水運に利用されるほか,水力発電もスペイン最大である。
→関連項目スペイン

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世界大百科事典 第2版の解説

エブロ[川]【Río Ebro】

スペイン北東部の川。カンタブリア山脈の中部,サンタンデルの南東に源を発し,エブロ構造谷を南流し,カタルニャ地方タラゴナ県のアンポスタで地中海に入る。全長910kmで,イベリア半島第2の長流。流域面積は8万5000km2。ピレネー山脈に発するアルガ,アラゴン,シンカ,セグレなどの支流を集め,乾燥地帯を流下するわりには水量は豊富。ピレネー山脈の河川には多くのダムがつくられ,その発電量はスペイン全体の20%近くに達し,おもにバスクやカタルニャ地方の工業地帯に供給される。

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世界大百科事典内のエブロ[川]の言及

【アラゴン】より

…主都はサラゴサ。北は中央ピレネー山脈の山岳地帯,中央にはエブロ川流域の肥沃なバルデス平野,南はテルエル高地帯からなる。大陸性気候で冬の寒さは厳しい。…

【国土回復戦争】より

… コバドンガの戦からも推測されるように,イスラム教徒のイベリア征服は完全ではなく,その後もこの欠陥を補う努力は一度もなされなかった。アル・アンダルス――イスラム教徒は半島の征服部分をこの名で呼んだ――の首都はコルドバに置かれ,東部のエブロ川流域と南部のグアダルキビル川流域にはやがてイスラム社会が定着したのに対して,北部と西部は初めから彼らの関心外に放置された。加えてアル・アンダルス内部は紛争が尽きず,後ウマイヤ朝の成立(756)も事態収拾への転機とはならなかった。…

※「エブロ[川]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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