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エボシミジンコ

世界大百科事典 第2版の解説

エボシミジンコ

海産のミジンコ類中の一つ,オオメミジンコ科エボシミジンコ属Evadne甲殻類の総称。沿岸のプランクトンとしてふつうに出現する。体長0.5~1mmくらい。一見淡水産のミジンコに似ているが,背甲葉状の肢を包まず,体の背側に垂れ下がっており,育房としての役を果たすだけである。日本沿岸では種類と生息地の海水温度によっても異なるが,早春より秋にかけて定期的に出現する。初めのうちは雌ばかり現れて,単為生殖によって雌は育房内に夏卵を産む。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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