エロヒム資料(読み)エロヒムしりょう

精選版 日本国語大辞典 「エロヒム資料」の意味・読み・例文・類語

エロヒムしりょうエロヒムシレウ【エロヒム資料】

  1. ( エロヒムは[ヘブライ語] elōhīm 「神」の意 ) 「旧約聖書」の巻頭にある五書(または六書)を構成していると想像される四種の主要資料の一つ。神をヤハウェとよばず、普通名詞のエロヒムを用いるのでこの名がついた。ヤハウェ資料についで古く、紀元前七五〇年頃成立したとされる。

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世界大百科事典(旧版)内のエロヒム資料の言及

【ヘブライ神話】より

…いずれも,古代イスラエル王朝時代に,標準的散文体による公式記録の史書として製作されたとみなされる。原資料については,重複する用語,文体,テーマなどから,少なくとも3種類の資料,すなわち〈J資料(ヤハウェ資料)Jahwistic Source〉〈P資料(祭司資料)Priestly Source〉〈E資料(エロヒム資料)Elohistic Source〉が存在すると推定され,今日では,それが学界の定説となっている。いずれも伝承,口碑,聖伝からなると想定され,地理的には,パレスティナ北部および南部の聖所の起源に関する口伝の類に属するものが多い。…

※「エロヒム資料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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