オオシロアリ(読み)おおしろあり

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オオシロアリ
おおしろあり / 大白蟻
[学]Hodotermopsis japonica

昆虫綱シロアリ目オオシロアリ科に属する昆虫。足摺(あしずり)岬、佐多(さた)岬、屋久(やく)島から徳之島、および中国南部に分布する大形種で、腐朽した木や伐根などに大きな孔道(こうどう)をつくるが、特別の巣を加工することはない。つねに湿った部分にすみ、建物を加害しない。[森本 桂]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のオオシロアリの言及

【シロアリ(白蟻)】より

…高等なシロアリ科では共生原生動物の代りにバクテリアがこの役割をしているものがあり,また腐朽菌などで分解の進んだ植物質を食べるものも多い。キノコシロアリの仲間(日本ではタイワンシロアリ)は巣の中に菌室があり,オオシロアリタケを栽培して食物にしている。
[生態系における役割]
 土や排出物による巣やアリ道の構築,食物の採取,孔道の発達などによって熱帯地方では長期間に土壌に大きな影響があり,アフリカやオーストラリアでは特有の地層ができている。…

※「オオシロアリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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