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オカルト映画 オカルトえいがoccult film

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オカルト映画
オカルトえいが
occult film

映画の1ジャンル。超自然現象や超能力など,神秘的で不可思議な現象を描いた映画をさす。映画の草創期から扱われてきたが,ポランスキー監督のアメリカ映画ローズマリー赤ちゃん』 (1968) ,さらに 73年に話題を呼んだ W.フリードキン監督の『エクソシスト』以来ブームとなり,オカルト映画と命名された。以後,R.ドナー監督の『オーメン』 (76) ,T.フーパー監督の『ポルターガイスト』 (82) などのヒット作が登場,シリーズ化されたものが多い。初期の作品には悪魔や霊魂が登場する宗教的色彩が強く,社会が混乱して不可知なものへの関心が高まった 1970年代に,当時流行しはじめた SFX (特殊撮影技術) を駆使して数多く作られた。

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大辞林 第三版の解説

オカルトえいが【オカルト映画】

冥界や霊魂との交信、魔術など超自然的世界を描く映画の総称。

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世界大百科事典内のオカルト映画の言及

【怪奇映画】より

…さまざまな超自然現象を扱った映画の総称。ミシェル・ラクロの分類によれば,幽霊,ゾンビ(歩く死骸),吸血鬼,狼男,シレーヌ(人魚),神と悪魔,天国と地獄,透明人間,霊媒,復活,死後に他の肉体に宿る魂,二重人格,透視力,幻覚,夢遊状態,ゴーレム(生命を吹きこまれた土人形)等々を扱った映画が含まれる。
[怪奇映画の源流]
 怪奇映画のもっとも古いテーマは,《フランケンシュタイン》と《ジキル博士とハイド氏》の二つの文芸作品から生まれ,いずれも1908年に映画化されているが,映画史的には,怪奇映画の源流は,第1次世界大戦直後に始まる〈ドイツ表現主義映画〉(表現主義)に発するというのが定説である。…

※「オカルト映画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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