オビ湾(読み)おびわん(英語表記)Обская Губа/Obskaya Guba

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オビ湾」の意味・わかりやすい解説

オビ湾
おびわん
Обская Губа/Obskaya Guba

ロシア連邦中北部、北極海カラ海に面した湾。オビ川が流入する。長さ800キロメートル、幅30~90キロメートル、深さ10~12メートル。ほぼ中央から東にターズ湾(長さ330キロメートル)が分岐している。1年の大部分は結氷する。西岸にノーブイ・ポルト港がある。

[宇根 寛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オビ湾」の意味・わかりやすい解説

オビ湾
オビわん
Obskaya guba

ロシア中部,西シベリア北部の湾で,カラ海南西部に位置する。オビ川河口の細長い湾で,奥行約 800km,幅 30~90km。水深は 10~12m。1年の大部分は氷でおおわれる。西岸にノーブイポルト港がある。東岸には,タズ湾が湾入する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android