オボムコイド

デジタル大辞泉 「オボムコイド」の意味・読み・例文・類語

オボムコイド(ovomucoid)

卵白に含まれる糖たんぱく質鶏卵の場合、卵白の約13パーセントを占める。卵アレルギーの代表的なアレルゲンとしても知られる。熱や消化酵素に対して安定しているため、加熱してもアレルギーを起す原因となる。卵ムコイド。卵白ムコイド。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「オボムコイド」の解説

オボムコイド

 卵白中に存在する耐熱性糖タンパク質.トリプシンインヒビター活性があり,キモトリプシンに対しても作用する.分子量23k.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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