オージャー(英語表記)Kṛttivās Ojhā

世界大百科事典 第2版の解説

オージャー【Kṛttivās Ojhā】

インドのベンガル地方,中世(通説に従えば15世紀)の宮廷詩人。生没年不詳。ベンガル文学史上最古の叙事詩とされる《クリッティバシ・ラマヨン》の原作者。《ラーマーヤナ》をベンガル人向けに翻案した性格を持つこの作品は,ベンガルの民衆に親しまれ,今日まで広く歌い継がれてきた。だが後世の付加・改変が多く,現在伝わる写本のどこまでが彼自身の手になるかは疑問とされている。【大西 正幸

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android