人心付く(読み)ひとごころつく

精選版 日本国語大辞典 「人心付く」の意味・読み・例文・類語

ひとごころ【人心】 付(つ)

人情世態などを理解する心がつく。物がわかりだす。物心つく。
談義本・風流志道軒伝(1763)一「人心付頃より、洒掃・応対・進退の節も、年よりはおとなしく」
太平記(14C後)一三「暫肝を静めて、人心付ければ」

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